CAE SOFTWARE
CAEソフトウェア
Quanscient Oy(フィンランド) 日本国内総代理店
高速・拡張性・柔軟性を兼ね備えたマルチフィジックス・シミュレーション。クラウドコンピューティングのメリットを、ブラウザひとつで!
クラウドと量子コンピューティングで、R&D を変革する
当社は、フィンランド Quanscient 社の 日本国内総代理店 として、同社のクラウドネイティブなマルチフィジックス・シミュレーションプラットフォーム 「Quanscient Allsolve」 を日本のお客様に提供しています。ライセンスのご提供から技術サポート、導入後の活用支援までを一貫してお引き受けします。 クラウドと量子コンピューティングを活用し、 デジタルプロトタイプによって R&D(研究開発)を変革。製造業における製品開発プロセスそのものを刷新し、 シミュレーション時間を数週間から数時間へと短縮します。核融合エネルギー、電気モーター、5G 技術などの 分野の産業企業に、より迅速な R&D と製品の市場投入を可能にします。
Allsolve は、OnScale/PZFlex が得意としてきた超音波・圧電解析の技術を継承しつつ、対応領域を MEMS 分野、 さらには量子コンピューティング技術を取り込んだ次世代シミュレーションへと拡張しており、 航空宇宙・海洋・自動車の各事業領域への展開を進めています。 当社が扱う CAE 技術の背景は 沿革 ページでご紹介しています。
圧倒的な高速計算
クラウドの計算リソースをフル活用し、解析時間を数週間から数時間へ短縮
スケーラブルな拡張性
小規模モデルから大規模・高精度モデルまで、必要な分だけ計算リソースを拡張
ブラウザひとつで完結
インストール不要。モデリングから解析、可視化までPCブラウザ上ですべて完結
ワンタッチで実行
複雑なマルチフィジックス解析も、ワンクリックで実行
AIアシスタント
解析条件の設定やモデル構築をAIがサポート
最大1,000倍
クラウド超並列によるスループット
10〜100倍
単一計算そのものの高速化
3週間→8時間
実ユーザーでの解析時間短縮の例
クラウドの超並列計算により、開発工数トータルで最大1,000倍のスループットを実現。さらに量子に着想を得たソルバーにより、1つ1つの計算スピードそのものも10〜100倍に高速化します。
※ 数値は Quanscient 社の公表値および実ユーザーの事例に基づく参考値です。効果は解析内容・モデル規模・実行条件により異なります。
2つの軸で R&D を加速します
Quanscient Allsolve の高速性には、性質の異なる 2 つの軸があります。「大量に並列で走らせる力(スループット)」と、「1 つの計算そのものの速さ」。 この両方が組み合わさることで、これまでにない R&D のスピードを実現します。
最大1,000倍
クラウドの超並列計算(スループット)
Allsolve はクラウドネイティブ(AWS 上で自動スケール)。1 台のサーバーの順番待ちに縛られる従来のオンプレミス環境と異なり、 何百〜何千というパターンのシミュレーションを一斉に並列実行できます。 これにより、これまで数週間かかっていたパラメータの最適設計探索や、AI 学習用データの大量生成を、わずかな時間で完了。 開発期間そのものを劇的に短縮します。
10〜100倍
単一計算そのものの高速化
クラウドの並列計算と、自社開発の量子に着想を得たアルゴリズム(QCFD など)を適用することで、 複雑なマルチフィジックス(電磁界・流体・構造の連成)を扱う 1 つ 1 つの重い計算そのものが 10〜100 倍高速に。 従来のオンプレミス型 CAE で 1 週間かかっていた計算が、数時間〜1 時間で終わるイメージです。
ハーモニックバランス(HB)法という技術的な強み
Allsolve の特長のひとつが、ハーモニックバランス(Harmonic Balance:HB)法を標準搭載している点です。
従来手法
時間領域での過渡解析(トランジェント解析)
静電駆動される構造と流体・音響が連成する MEMS デバイスのような、非線形性を伴う多物理現象を解析する場合、 多くの FEM ツールは時間領域での過渡解析に頼らざるを得ません。 過渡解析は、解析対象が定常状態に落ち着くまで多数の時間ステップを刻んで計算する必要があり、 モデルが大きく非線形性が強くなるほど計算時間が大きく増大します。
ALLSOLVE の HB 法
周波数領域で定常解を直接求める
HB 法は、周期的な応答を周波数領域のフーリエ級数として直接解くアプローチです。 定常状態に至るまでの過渡的な時間発展を追う必要がないため、 同じ非線形問題でも大幅に短い時間で解を得られます。
Allsolve はこれをクラウド上の弾力的な計算資源と組み合わせることで、メモリやコア数といったハードウェアの制約に縛られず、 大規模なモデルや広範なパラメータスイープにも HB 法を適用できる設計になっています。 その結果、FEM でありながら、従来型のツールでは計算時間やハードウェア制約の面で現実的でなかった規模の 非線形多物理課題も、短時間で解を導くことができます。
対応するマルチフィジックス分野
磁場・電磁場から音響、伝熱、構造、流体(CFD)まで、連成(マルチフィジックス)解析に幅広く対応します。
- ● 磁場(A定式化/H定式化)
- ● 電磁波・静電場
- ● 音響・弾性波
- ● 伝熱(固体)
- ● 構造力学・メッシュ変形
- ● 流体(CFD:層流・熱流体・電流解析)
プラットフォームの主な機能
- ✓ クラウドスケーリング(領域分割法 DDM)
- ✓ Python スクリプティング API
- ✓ モデルのインポート・編集・新規作成
- ✓ 材料管理・自動メッシュ生成
- ✓ 3D 可視化とデータエクスポート
- ✓ セキュアなクラウドストレージ
特長
完全デジタルでの製品開発
高価な物理プロトタイプの必要性を減らし、設計からテストまでを完全にデジタルで実施。例えば航空機の風洞試験のような、高コストで時間のかかる物理テストをシミュレーションに置き換えます。
クラウド × 量子コンピューティング
クラウドコンピューティングによる大規模シミュレーションに加え、シミュレーションをさらに加速するための量子コンピューティング・アルゴリズムを構築しています。
物理を理解するAI(Physics-aware AI)
物理シミュレーションをコード駆動型・クラウドスケーラブルにし、AIの学習に必要な大量のマルチフィジックス・データを生成。既存ツールでは大規模に実現できなかった『物理を理解するAI』を訓練し、ハードウェア設計の自律的な提案・最適化を目指します。
対象分野
- MEMS(加速度センサー・PMUT・RFフィルター等)
- 超音波・圧電解析
- 高温超電導体・超電導磁石
- 核融合エネルギー
- 電気モーター
- 5G/通信技術
- 航空宇宙・海洋・自動車
導入実績
計測・医療・精密・電子機器など、先端的な製品開発に取り組む日本の大手メーカー各社にご活用いただいています。
- ● 大手計測機器メーカー
- ● 大手医療機器メーカー
- ● 大手精密機器メーカー
- ● 大手電子機器メーカー
※ 機密保持契約のため、社名は伏せて業種カテゴリで記載しています。
学習リソース・サポート
Quanscient 本社では、ウェビナーや YouTube チュートリアル、技術ドキュメントなどの学習リソースを 随時提供しています。以下から、最新のセッションやチュートリアル、関連資料をご確認いただけます。
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